カテゴリ:札幌市 不動産売却動画 / 投稿日付:2021/10/15 09:16
皆様 初めまして。テンズホームの久保田と申します。
私は不動産業界に携わってまだ日が浅いので、皆様と一緒に勉強をしていければと思います。拙い文章ではございますがよろしくお願いいたします。
さて、本日は「持分売買」についての動画の解説をしていきたいと思います。
皆様は「持分売買」という言葉をご存知でしたでしょうか?
言葉の通り、”自分の持分を売買する” ということです。
今回動画にでてきた例を取り上げますと、
急に資産が必要になったため兄と共有名義の不動産を売却したい、というケースです。
このような場合、”兄と話し合って不動産全体を売却しなければならない”と考えるのが一般的かと思います。
しかし、今回の例では兄は不動産の売却に反対しています。
兄の持分、弟の持分がそれぞれ1/2ずつだとすると、弟は半分の持分を売却することができる ということになります。
では、誰が買い取るのでしょうか?
共有持分の売却は、通常は専門の不動産会社が行います。この専門会社を「共有持分買い取り業者」といいます。共有持分買い取り業者は、共有持分を買い取った後に残った持分も購入して不動産全体の所有権を獲得し、買い取った金額よりも高値で売却し、利益を得ます。
ただし、買い取り業者にとってはリスクがあるため通常売却価格の3割前後低い価格での契約となるため注意が必要です。
今回の例では兄弟で共有している例でしたが、他にも
① 新居購入により、夫婦で共有している
② 二世帯住宅購入により、親子で購入している
等の例もございます。
こちらについてはそれぞれの決めた金額の持分を支払うというケースがあります。
例えば、3,000万円の物件を、夫が2,000万円、妻が1,000万円出し合って購入した場合、夫の持分は2/3、妻の持分は1/3ということになります。
少し複雑な内容でしたが、ご理解いただけましたでしょうか?
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